2015年10月2日金曜日

彼岸花 曼珠沙華


「おーい、まめ吉、ちょっと寄っててよ」と
赤い花に誘われて、





古い団地の一角へ。



彼岸花。曼珠沙華。


毎年、見るたびに
子供のころに読んだ『花さき山』を思い出す。



哀しくて美しい名作。
(作:斎藤隆介、絵:滝平二郎)


人の事を思って涙をためたり、辛抱したり、
優しいことをするたびに一つ咲く花、
それがこの曼珠沙華だという内容。




子ども心にさー、
「なんでこんな切ない内容の本で授業するんだよー」と
授業中、苦痛でした。


他にも、同じ作家コンビの
『ベロ出しチョンマ』はイヤだったなー。

江戸時代、理不尽な理由で
公開処刑される一家。

最初に母親が処刑され、
そのむごい仕打ちを見た幼い妹が
恐怖のあまり泣きじゃくるのを
兄が、おかしな顔をして見せてあげ、
妹は泣き笑いしながら処刑されていくという結末。


それをさー、またテストで
「ウメはどんな気持ちだったと思いますか?
40字以内で書きなさい」的な。

えぐり倒す。キツかった。






他には『かわいそうな象』もイヤだったわー。

戦時中の、上野動物園の実話。
食料統制下、エサが欲しくて必死に芸をし、
結局、餓死させられるゾウの話。


あぁ、なんで悲しい話を授業でやるんだよーっ。
ほんと、学校に行くのがイヤになるような
つらい教材でした。。。





毎年、彼岸花を見るたびに
『花さき山』→『ベロ出しチョンマ』→『トンキーとワンリー』を
セットで思い出して凹むんさね。





彼岸花の開花時期は1週間。

秋のお彼岸が近づくと
グイグイと、1日10cmも伸びて
急に花をつけるそうですよー。