2018年4月19日木曜日

無料でも人が来ない

ハボタンのこの時期のニョキニョキったら。
笑っちゃうやね。

穂形の花が好きなあたいだけど、このニョキンコはイヤっ(笑)




さて、本題に。

うちの近所の八百屋さんの話をします。


車も人もほとんど行き来しないような住宅街のはずれに
ポツンとある八百屋。


犬くんと毎日のように
この店の前をお散歩していたけど、
17年間でただの一度もお客をみたことがない。

店主らしきおじいさんを見かけたのも2、3回か。


白菜1こ、キャベツ1こ、ナス1袋、みたいな品ぞろえ。
(家の冷蔵庫か!)

夏でも生卵を外で売ってるし。
(茹でたまご、的な?)


▼営業努力なのか(?)「ご自由にお持ちください」コーナーもある。
無料でもお客は来ない。せつない。


(車の中からパチリ)

未練、なのかなぁ?
昔はにぎわっていたのかも?
市場の活気が好きで仕入れに行くのが楽しみなのかも?

終わらせるってことは
まっこと切ないことだの。


昔、商店街の花屋で育った友達が言っていたことをふと思い出す。

「商店街ってのは大変なんだよ。
なんでも近所どうしで買わなきゃでさ。

不味くたって商店街のケーキ屋で買わなきゃだし、

高くたって商店街の薬屋でティッシュ買わなきゃだし、

ヘタクソだって商店街の美容院行かなきゃだし、

米屋が持ってくるパールライス以外、食えねぇんだよ。

自由って一体なんだい?
どうすりゃ自由になるかい?
君は思うように生きているかい?

あぁ、俺も
コシヒカリ食ってみてぇーーっ!

と、尾崎豊に憑依されてたっけね。


商売人同士のつきあいってのは
窮屈なんだなぁ~と思った記憶がある。

「お気に入り」を探したがるあたいみたいのは
商店街には嫁げないなぁーと。
(その前にまず引き算と割り算ができないし)


ここの八百屋さんのご近所さんは
スーパーからの帰り、
大根やネギが見えないように隠しながら帰るんかなぁ?