2017年3月18日土曜日

ラピュタ写真部2-2 有志の在り家と

昨日のつづき)

鉄壁の晴れオンナ、
しずく姐さんのおかげで天気良好。


▼「先祖代々の土地」という言葉があるけど
重機のない時代に切り開いた土地は
先祖代々のリアル汗水血涙がしみこんでいるはず。






▼デコポンのようだけど橙色じゃなく黄色なの。
つい先週食べた
「はるか」っていう甘いミカンに似ているなぁ。






▼冬越えイチジクの葉根に
スマイルマーク☺があるのをしずくさんが発見♪
チアガールみたい。






▼ほどなく山中の民間自然学校にたどり着き。



「耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない」をモットーに
自然農法を実行されているそうです。

でもやっぱり虫は怖い!ヤダー!(/´△`\)
昔いろんな虫をとっ捕まえて
あれこれやらかした呪いなのだわ……


学校のかたに撮影を許可していただきました。



▼高床式倉庫。ネズミ返し的な?






















▼しずくさんが見つけた黒板の落書き。
「ハルだにゃ~」





▼風に髪をなびかせて。
いつかの春、こんな気持ちで
ひとり東京へ出てきたあたいもいたっけね。
今じゃすっかり都会のイイ女だけど。





▼この木にまつわる話を聞いたのだけど
なんだったかな。なんでも忘れちゃう。

あ、でも、お茶の木を前に
しずくさんが少し話してくれた
ご両親との茶摘みの幼い思い出は
ちゃんと覚えているのだ。








▼本日のラピュタ写真。
山の頂上?  空に浮かんでるみたい。



前回(第1回目)のラピュタ写真は
採石工場が空に浮かんでるみたいなやつでした。

なーんて書いて
毎回、山の頂上まで登ることになったら
どーしよーー!? (;^ω^)ゞ



▼「もうイヌノフグリが」と感激したこの日は2月上旬のこと。
今やそこいらじゅうに咲いちゃってるし。
記事にも旬や瞬発力が大切だよね(;^ω^)ゞ





さて。
ここからはちょっと急な下り坂で山をおりることに。


▼先が見えない下り坂!? 
あたい、ヤバいんじゃ?  コロコロコロ.....




そうそう、皆さんもご存知のとおり
あたいといえばピンヒールの靴、だよね!

そんなso cool!な1107のあたいでも
山のときはズック履いてんのよ。


吉祥寺じゅうの靴屋回って探しまくって
結局、ホームセンターで売ってるような
見た目の、でも履きやすいズック(^_^;)

やっぱり山道は見た目よりフィット感。
ピンヒールより歩きやすいわぁ~(σ≧▽≦)σ


でも思った以上にズリズリ滑るんで
ずうたさんにひっ掴まらせていただきながら
花魁道中のようにノロノロ下りていきました~







(ピンぼけ)











▼デザイン付箋紙っぽく














ところでね、この日を迎える数日前のこと。

しずく姐さんから、

「まめちゃん、山道
登りと下り、
どっちが得意?
って訊かれたの。


え? 登りも下りも大キライ~。
世の中の歩道が全部
エアコン付きの動く歩道ならいいのに。

あぁ、あたいがいつも山道になると
無言になってヒィ~ハァ~してるの
やっぱバレてんのね(;゜∇゜)



でもそんなあたいのこと気にかけていたら
どこにも行けぬではないですかい。
あたいのことなんていいのに
しずくさんったら、ねぇ。

おだてに弱いあまのじゃくちゃんだから
「まめちゃん、よく頑張ったね」って
時々言っときゃー
山道でほふく前進だってしちゃいますよ!


......とは返事せずに
ま、今、選べる段階ならばとお言葉に甘えて、

「砂利道なら登りで、
舗装されてるなら
下りが得意です」

「どこのお姫さまのご回答だよ」な返事をしたんだけどさー、

あたいなんかのことで
ルート決めに迷ってしまっている
しずくさんがかわいくて面白くて
「その質問、ウケる!」と伝えたの~。


そしたら、しずく姐さん曰く、

「え?そうなの?どこに?
最初は『登りと下り、どっちが得意?』じゃなくて
『どっちが苦手?』って訊こうかと思ったんだけど……」

と、さらなる気づかいがあったことが判明。


「んもう、しずくさんって!」と大爆笑、
可愛いくておかしくて
涙ながしながら笑った~!

ほんと、美人で控えめで
優しくて知的で完璧、
なーのーに天然娘なんだから~ (σ≧▽≦)σ


山をおりました。




▼あ、『オッコー』だ!













▼『にびにび』した色。






▼土手に残った雪も今日限りかな。




▼中国製の偽物のような
「守   っていこう」がほっこりします。
「永えんに」! forever!(^o^)/






▼見て、見て。これ一発で読める?
「ちょっと かならず右!」
「まて! とまって左!」 って読めちゃわないかい?



と思いきや......

あっ?

ああっ!


 左を確認しながら   右を確認しながら  
ちょっと
まて!
かならず
とまって
右!
左!


と、動作も込みの表記であったのか!

しかも、本当に肝心な
まて! 左! 右!」は赤字で書くという。


うーん、成木小学校PTA、深い~


で。 お昼! お昼!



そう、こんな写真いっぱい撮ってるけど
まだお昼たべる前までのことでした。


(つづく)

2017年3月17日金曜日

ラピュタ写真部2-1 青梅草の里へ


みなさん、青梅草(おうめそう)ってご存知で?





福寿草の野生種で古典品種、
見られる場所が限られているから貴重らしいですよ。


2月半ば、そんな秘密の里へ
第2回ラピュタ写真部、行ってきました。

書こうと思っててひと月も経っちゃった!


目的の群生地は
駅から1日2便しかバスがないという
あたい至上ナンバーワン秘境地!

今回は3人いるし、ということで
タクシー奮発、楽々の到着デス(^o^)/


▼里の入口、数日前に降った雪が
枝々に残っていて、期待があがりまする。





▼おせんべい『雪の宿』みたいな雪。







▼目をこらすとあちこちに福寿草&青梅草が。
陽がないうちは閉じているのです。




陽が昇るまでにしか撮れない写真を、と。









▼「雪は日影が青く写るよ」と
しずくさんに教えてもらって撮ってみた。
出来はよくないけど(^_^;)
ほんっっとにしずくさんには感謝でいっぱい。













雪のたまご。青いたまご。

しずくさん曰く、
「空の青色が写りこんでるんだね」と。


▼ホントだ、見上げれば青空!




小さなもの
低いもの
高いもの
遠くのもの。






だんだんと陽が高くなってきて。
だんだんと花びらが開いてきて。















▼青梅草の特徴だという
グリーンがかった金鋼色のつぼみ、





▼そして、花びらが一重で、中央が萌黄色なのが
福寿草との違いなんだって 〆(^∇゜*)メモ




這いつくばって撮っているときに
ふと顔をあげるとそこになにか.....





▼あ、ずーたさんとしずくさんも
地面に張りついてた(∩´∀`)∩




ずーたさん、ガーデニンググッズのヒザあてを持参してて。
あたいも今度持ってこよ。



▼老いの飼犬をふと思い出し。




夢中になって撮っていたら帽子をどこかへ落してきちゃった。

▼発見。なんだか可愛いくてパチリ。





▼踊ってるみたいな草ちゃん。





▼背景のシックな色にときめいて。






里山にたった2軒の民家と畑だけ。
のどかな暮らし、と憧れるのは
よそ者の勝手な解釈なのかな?

なんてことない景色のようだけど
この世のすべての色がここにあるように感じてしばし見とれ。





こんな里家で笛ふいてフィドル弾いてのんびり過ごしたいなぁ。

あ、でも鳥の繁殖期に笛ふくと
混乱するそうだから気をつけないとね(*´з`)~♪


話によるとここの青梅草を
盗み持って帰ってしまう人がいるのだそう。

そういえばネットの園芸店でも
『青梅草』として販売しているお店があるんだよね。

ほんの小さな1株が5000円くらいで売られているけど
どうやって手に入れたのかなぁ?



あたいの行っているいがりまさし写真教室では
毎回かならず最初に先生が注意するのが
「自然への負荷が最小限になるよう行動してください」なんだよね。

撮ってやる!よりも
撮らせてもらう、という謙虚な気持ちで。
そーゆーのってかならず写真に表われると思うな。


撮るのに夢中になって踏みつける、入り込む。

こっちを向かせようと
ビックリさせるような音を出したり、

暗闇でフラッシュ焚いて撮った
フクロウの顔なんて
ビックリしててめっちゃ可愛そうに見えるけど、

オジサン写真家ってそういうのを『テクニック』って言って
自慢げに見せたりするよね。

どうにかならないのかな。

話が長くなったけど、当然『野草を持ち帰る』は無いよね。拉致反対。


鉢植えじゃない、野々に顔だす本当の青梅草を
「もうそろそろかな」と逢いに行くってのがいいんじゃんね。

「待ち遠しさ」を楽しむってかね。






名残惜しいけど次へGO!






▼トナカイのオブジェにみえたあたいは
「オシャレ雑貨」に毒されてるのかな(笑)





▼山の中に見えて来た、あの家が次なる目的地です。



晴れてきちゃって撮りにくい(笑)


【本日のスペッシャルコーナー】
ステンドグラス教室に通っているしずくさん。
イヤリング(ピアス?)に太陽が透けて
緋色の光がチラチラと映ってカワイイ!
その光を捉えることができなかったのが残念でした(;^ω^)ゞ




(つづく)